2014年10月8日水曜日

日本人会。アジア人会。


お久しぶりです、パスカルです。

サンティアゴでは9月6日からサマータイムが始まりました。10月に入り暖かい日も増え、三寒四温という言葉がぴったりな、春の訪れが感じられる日々です。


チリ組の学生6人は独立記念日の週を使ってウユニ塩湖―アタカマ旅行に行ってきました。そちらについてはまた後ほど。今回はタイトルの通り、日本から見た地球の裏側にはるばる留学しに来た日本人学生、東アジアの学生との出会いについて書きたいと思います。


日本人会

こちらに来てから、チリ人の日本語学科の学生を通じてだったり、大学以前の友人だったりといった形で数人の日本人学生と交流する機会はあったのですが、それはほんの一部だという話だけ耳にしていてぜひ交流をはかりたいと思っていたところ…マヨネーズの友人を介して他の留学生に会えることに(^^) 人の出会いってどのような形でつながるか分からないあたり素敵ですね。

この日集まった日本人の留学生


というわけでその日集まった日本人学生は私たち6人を含めて13人。専攻はスペイン語や歴史、経済など文系の方が多く唯一の理系の方は企業から派遣されてきた方でした。それもそうですよね、冷静に考えたらチリに理系の勉強わざわざしに来る学生なんて…(以下略w) 学年も3-4年と同じくらいの年代ばかりで、スペイン料理のお店で話に花を咲かせていると、ちょっとおしゃれなお店で飲み会をしているような気分に浸ることができ、時間があっという間に過ぎていきました。医科歯科の学生とだけ話しているのとは違って、私たちと比べてより現地の生活に浸っている彼らといろいろな話をし、ときたま真面目な意見を交換するのは新鮮でした。(医科歯科の学生と話すのも楽しいのですけど実験の話ばかりになってしまうので…w)
やはり日本語で話すのが一番楽ですね。当たり前か…。最近は英語ですらありがたい、通じる!となっているので、日本に帰ったら公共交通機関でのアナウンスから周りの会話まで全て分かることに感動するんだろうなと思いますww (早く帰りたい…)

そして彼らと話していて実感したこと、それは私たちの留学は彼らのそれと比較して本当に沢山の人に支えられ、守られているということでした。彼らの留学はだいたい1年(つまり日本から持って行けるものの量に限度がある)で、大学内で応募してこちらに来ているものの、住居探しから何から何まで自分たちでやっているとのお話でした。もちろん語学も一つの大事な要素なのでチリ人の学生と共に大学に通い、スペイン語で授業を受け、単位を取得するとのこと。ただただ尊敬の一言に尽きます。私たちの場合、住居は安全性を考慮して高級住宅街、しかも場所はLACRCの先生と秘書さんが探して手続きもしてくださっています。他にも挙げていくときりがないですが、私たちがこちらの生活をはじめるにあたり、LACRCの先生方と秘書のJさんには本当に全て助けていただいたことに感謝してもしきれないです。がんばった気になっていても、本当のところ他の学生に比べたらサバイバル能力は極端に低いし、何もやってないのではないか、という気分にすらなります。あと1か月半がんばらなければ…。

ちなみにこの日会った学生のうちの一人が書いているブログの掲載許可をいただいたのでご紹介させていただきますね。

日本人学生の、チリ・サバイバル日記




次にアジア人会について。

前述の日本人会で会った学生のうちの一人からお誘いを受けて、同じ週に今度はチリに留学で来ているアジア人学生と会うこともできました。集まったのは日本人4人、韓国人2人、香港人2人、台湾人2人、スペイン人1人。場所はそのうち2人がルームシェアしているお家です。東アジアから見たら地球の裏側であるこの国で、11人集まってチリ人0かつ東洋人がほとんど、というこの状況は激レアです。そもそもカリフォルニアなどと違って、アジア人自体を見かけることがほとんどないこの国で数ヶ月過ごした後だととても新鮮でした。食事は中華や韓国料理など日本人の口に合うものばかり♪持ち寄りだったそうなのですがそんなこと知らなかったので何も持っていかなかったのが申し訳なかった…です。またの機会に、ですね。

集まった日本人、韓国人、中国人、そしてスペイン人w


 食卓では英語が主でしたが、他にもスペイン語はもちろん、日本語、韓国語、香港語、台湾語と色々な言語が飛び交っていました。面白かったです。同じ中国という国から来ていても、香港と台湾とでは話している言葉が多少違う、という状況を目の当たりにして、中国語を勉強するのは大変だろうなと思わずにいられませんでした。
 ちなみに台湾語で3,4,5は「サン、シィ、ゴ-」というそうです、びっくり。
 また、香港では普段は中国語を話すものの文法などを学ぶことはなく、学校での授業は全て英語で行われるので、コミュニケーション手段としての完璧な言語がないという話や、中国人、とくに香港人以外はどこの国に行くにしてもビザを取得するのが一大課題だという話を聞き、どうしてなのかと疑問を持つと同時に中国という国に興味を覚えました。そのうち旅行などで訪れてみたいものです。(どうも日本人はビザ取得がいらないor楽みたいです。留学ビザ面倒だったんですが…。)

ぱすかる

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